まちかど展示館

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勝どき・豊海歴史資料展示館管理者:勝どき・豊海連合町会(平成25年度認定)

つくりも歴史も誇りの神輿

マルシェで賑わう公園に

地下鉄「勝どき」駅徒歩1分にある月島第二児童公園に『勝どき・豊海歴史資料展示館』はあります。この公園では、毎月第2土曜日と日曜日に「太陽のマルシェ」が開催されています。全国から新鮮な野菜や果物、加工品やオーガニックアイテム、さまざまなキッチンカーなど約100もの店舗が集結する、まさに外国のマルシェ(市場)のようなイベントです。来場者は毎回2日間で2万5千人ほどの賑わいといいます。
展示館もこのイベントに合わせて公開されて、多くの人の目が注がれています。この地区は、近年の再開発計画でとみに近代的都市として成長。増加する居住者や観光客のために伝統的な神輿が展示されています。

地域を象徴する二号地大神輿

収蔵品は、二号地大神輿、中神輿、小神輿と山車。そして纏。昭和10年の奉納以来、勝どき・豊海地区で代々受け継がれてきた、この地を象徴する大切な神輿です。「二号地」とは、明治時代からはじまった東京湾埋め立ての二番目の地区のこと。現在の勝どき1丁目から4丁目に当たります。
大神輿は第14代浅子周慶の作。浅子周慶は、室町時代末に創業し、500余年に渡り襲名されてきた神輿師の名門です。鳳凰を戴く流麗な屋根。細密な彫刻が施された本体に格調ある飾り網が巡らされた大神輿は、日本の伝統工芸の頂点ともいえる匠の技が凝縮されています。
二号大神輿とともに奉納された山車も浅子周慶の作といわれていますが、平成27年の修復のおりに時代に合わせてサイズが縮小されました。

火消し文化を受け継ぐ「纏」

展示館には纏も収蔵されています。これは江戸消防記念会の組織「第一区六番組」の纏です。陀志(だし)と呼ばれる頭頂の標識部には組の「六」をかたどったデザインを施しその下部に胡粉塗りの和紙でつくられた馬簾(纏にたれ下げた細長い飾り)が48本つけられています。全長は約2.3m、重さ約25kg。両手で持った纏を堂々と振り込む纏振りや木遣り、梯子乗りなどの伝統技芸は江戸の技と気質を伝える貴重な火消し文化のひとつとして、この町に受け継がれてきたもの。活きのいい江戸っ子の様式美を垣間見ることができる展示館です。

お話を伺った方

勝どき西町会 会長山内 栄一郎さん

■展示館インフォメーション
勝どき・豊海歴史資料展示館管理者:勝どき・豊海連合町会(平成25年度認定)
住所 東京都中央区勝どき1-9-8
月島第二児童公園内地図
開館時間 10:00〜16:00
電話 03-3531-0092(11:00〜16:00)
090-3529-3712(11:00〜16:00)
最寄り駅 勝どき駅A4番出口 徒歩1分
開館日 毎月 第2土・日曜日
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