まちかど展示館 エリア特集

石川島資料館

佃工場の社員たちも担った祭りの文化。
石川島を支えた「人」が感じられる展示館。

―石川島とお祭りの関係は?
江戸時代、隅田川河口の北に石川島、南には佃島がありました。幕末に水戸藩によって石川島に洋式の造船所が創られ、それが明治時代に民営化されて現在のIHIの母体となったのです。それから昭和54年に閉鎖するまで、佃工場は住吉神社のまさに地元。こちらに展示しているジオラマを見ていただくとよく分かりますよ。
―当時のお祭りはどうでしたか?
昔佃工場にいた社員に話を聞くと、その頃は佃生まれ、佃育ちのIHI社員がたくさんいたそうです。二代、三代と続く人も多かったとか。当時は佃工場の中にもお神輿が入って来て、社員や工員も一緒に声を掛けたり水を浴びせたり、工場も町と一体となって盛り上がったそうです。
―その他の展示を教えてください
「船を造る」「時代をつくる」「重工業はじめてものがたり」「工場日記」「メモリアルサロン」という5つのテーマで、造船所の創業から現代までと、石川島・佃島の歴史や文化を紹介しています。工夫した展示がギュッと詰まっています。ぜひ一度ご覧になってくださいね!

お話を伺った方
広報・IR部 ブランド推進グループ
竹内 祐子さん

石川島資料館

管理者:株式会社IHI (平成24年度認定)
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1F
03-5548-2571
開館日:水・土曜日(年末年始等を除く)
開館時間:10:00~12:00、
13:00~17:00(入館は16:30まで)
最寄り駅:月島駅6番出口 徒歩6分
HP:http://www.ihi.co.jp/shiryoukan/

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